fjsnap は内部でコマンドの実行、結果の圧縮を行っている関係上、システムの負荷が多少あがる事が予想されます。
実行する時間にジョブ等が動いている場合はご注意ください。
注1:"-T"オプションは Working Directoryを指定するオプションです。
"-T"オプションを省略した場合、デフォルトで/var/tmp領域を使用します。
"-T"オプションで /tmp領域を指定するとシステムスローダウンが発生する場合がありますので、/tmp以外の容量に余裕がある領域を指定してください。
注2:"-a" は全ての情報を採取するという意味です。
注3:[出力ファイル名]は任意のファイル名を指定してください。ここで指定したファイルにデータが格納されます。
<実行例>
fjsnapの採取が不可の場合、下記OSコマンドの実行結果を採取してください。
Solarisに root ユーザーでログインし、「1.」「2.」「3.」のファイルを全て採取してください。
注:/var/adm 配下の全messagesファイルを圧縮して1ファイルにしています。
/var/tmp ディレクトリに生成される messages.tar.gz ファイルを採取してください。
注:/var/fm/fmd 配下のファイルを圧縮して1ファイルにしています。
/var/tmp ディレクトリに生成される fmd.tar.gz ファイルを採取してください。
FTPが利用できない場合は、以下の方法でOSログの採取をお願いします。
注:事前に"ls -lh"を実行して各messagesファイルが1MBを超えない事を確認してください。
1MBを超えると、ファイル内容を全て表示するのに時間がかかる場合があります。
snapshotによる一括採取が可能な条件は以下の通りです。
(注)
SPARC T3/T4 シリーズシステムファームウェア版数が8.3.0.c 版以上、およびT5 /T7/S7シリーズの場合、
もしくは、ILOMのバージョンが3.2以上の場合は、snapshotでの一括採取(2)を参照してください。
snapsshotによる一括採取ができない場合は、コマンドによる個別資料採取をお願いします。
<事前準備>
ILOM BUI に接続するためには、事前に下記の準備が必要です。
Data Set
Collect Only Log Files From Data Set
Encrypt Output File
Transfer Method
SPARC T3/T4 シリーズシステムファームウェア版数が8.3.0.c 版以上、およびT5 /T7/S7シリーズの場合、
もしくは、ILOMのバージョンが3.2以上の場合は下記手順を参照し、ログを採取してください。
Data Set
Collect Only Log Files From Data Set
Encrypt Output File
Transfer Method
【転送先(URI)について】
転送先(URI)
protocol://username:password@host/directory
protocol | 「SFTP」「FTP」のいずれかの転送方式を指定 |
username | 転送先に接続するためのユーザー名 |
password | 転送先に接続するためのパスワード (省略するとパスワード要求が行われる) |
host | 転送先ホスト名 |
directory | 格納ディレクトリ |
snapshot は zip コマンドでアーカイブされ、転送先ホストの指定ディレクトリ配下に以下の名称で格納されます。
「サービスプロセッサのホスト名」_「サービスプロセッサのIPアドレス」_「採取日時"T"採取時間」.zip
<コマンド実行例(ftp転送の場合)>
<コマンド実行例(ftp転送の場合)>
-> show /SP/diag/snapshot/ result
/SP/diag/snapshot
Properties:
result = Collecting data into ftp://guest@192.168.0.20//export/DUMP/snapshot/fujitsu_192.168.0.10_2009-09-07T06-36-39.zip
Snapshot Complete. Done.(注)
注: snapshot が採取中の場合は、"Running"と表示されます。
下記ALOMコマンドの実行結果を採取してください。
snapshotの採取が不可の場合、下記ALOMコマンドの実行結果を採取してください。
snapshotの採取が不可の場合、下記ILOMコマンドの実行結果を採取してください。
fjsnap とは、ESF(Enhanced Support Facility)の機能の一つでSolaris OSの調査資料を一括で採取するツールです。
注:事前に"ls -lh"を実行して各messagesファイルが1MBを超えない事を確認してください。
1MBを超えると、ファイル内容を全て表示するのに時間がかかる場合があります。
【sdxsnap の採取方法】
OS上で以下コマンドを実施し、採取してください。
<実行例>
注:採取資料は必ずtar,compress形式で、圧縮してください。
(注)sdxsnapが採取できない場合には、以下のOSコマンドの実行結果を採取してください。
注1:/var/adm 配下の全messagesファイルを圧縮して1ファイルにしています。
/var/tmp ディレクトリに生成される messages.tar.gz ファイルを採取してください。
注2:/var/opt/FJSVsdx/msglog 配下の全sdxservdファイルを圧縮して1ファイルにしています。
/var/tmp ディレクトリに生成される sdxservd.tar.gz ファイルを採取してください。
注:事前に"ls -lh"を実行して各messagesファイルが1MBを超えない事を確認してください。
1MBを超えると、ファイル内容を全て表示するのに時間がかかる場合があります。
1)ハードRAID構成の確認
<実行例>
2)各ハードRAIDボリュームのステータス確認
<実行例>
LSI SAS2 Integrated RAID Configuration Utility(以下sas2ircu)を使用し以下のコマンド出力結果を採取してください。
ハードウェアRAID機能を使用している場合、sas2ircuがインストールされている必要があります。
インストールされていない場合は、システム管理者にご相談ください。
1)sas2ircuの格納ディレクトリへ移動
2)構成情報の表示
<controller #>:表示させるSASコントローラ番号
<実行例>
3)ハードRAIDボリュームの状態確認
<controller #>:表示させるSASコントローラ番号
<実行例>
4)以下のコマンドを実行して、ログファイルを採取してください。
<controller #>:採取するSASコントローラ番号
<保存ファイル名>:採取した情報の保存ファイル名。省略すると、logir.logのファイル名で生成されます。
<実行例>
ファイルでの採取ができない場合は、以下のコマンド出力結果を採取してください。
/var/log/ssm/event.logファイルが存在しなかった場合、採取は不要です。
ファイルでの採取ができない場合は、以下のコマンド出力結果を採取してください。
注:事前に"ls -lh"を実行して各messagesファイルが1MBを超えない事を確認してください。
1MBを超えると、ファイル内容を全て表示するのに時間がかかる場合があります。
更新日:2017年8月29日