BX600系
はじめに
マネジメントブレード(以下MMB)へCLI接続・ログインします。
- シリアルインターフェースで接続の場合
- マスターモードで動作しているMMBと管理端末をRS-232Cクロスケーブルで接続する。
- 管理端末でターミナルソフトウェアを起動し、MMB に接続するための設定をする。
(注)
- ターミナルソフトウェアは以下の通り設定してください。
設定項目 |
設定値 |
ビット/秒 |
115200 |
データビット |
8 |
パリティ |
none |
ストップビット |
1 |
フロー制御 |
none |
ターミナルタイプ |
VT100 |
- ネットワークインターフェースで接続の場合
- MMB と管理端末をLANケーブルで接続する。
- 管理端末でTelnetのクライアントソフトを起動し、MMBのポート番号を指定して接続する。
いずれの方法でも、MMBに接続すると、画面に「Welcome to management Blade n.nn」が表示されます(n.nn は版数)。
続いて、「Username」「Password」を入力し、ログインします。
ログインに成功すると、「Console Menu」が表示されます。
CLIのキャプチャ設定を行った後に、対象ログを採取します。
キャプチャの設定方法はターミナルソフト/Telnetクライアントソフトによって異なるため、各ソフトの設定手順を参照してください。
System Information Dump の採取手順
- MMBへCLI接続・ログインしたのち、「Console Menu」画面で「(7)System Information Dump」を選択する。
→「System Information Dump page_7」が表示されます。
- 「(1)System Configuration/Status」を選択し、情報が表示されたら「0」を選択して「System Information Dump page_7」の画面に戻ります。
- 2と同様の操作を、以下(2)~(4)の項目についても行ってください。
[参考]各項目で採取できる内容
- (1)System Configuration/Status
シャーシ及び、シャーシに搭載されている全てのMMB・スイッチブレードの情報が表示されます。
- (2)SEL for Management Blade
MMB のログ情報が表示されます。
- (3)Server Blade Configuration/Status
シャーシに搭載されている全てのサーバブレードの情報が表示されます。
- (4)SEL for Server Blade
シャーシに搭載されている全てのサーバブレードのログ情報が表示されます。
- 採取できたログファイルを「資料・データの送信」よりハードウェア修理相談センターまで送信してください。
Power Consumption の採取手順
- MMBへCLI接続・ログインしたのち、「Console Menu」画面で「(1)Management Agent」を選択する。
- 「Management Agent」画面で「(13)Power Consumption」を選択する。
→「Power Consumption」画面が表示されます。
- 「(5)System Power Unit Status Table」を選択し、情報が表示されたら「0」を選択して「Power Consumption」の画面に戻ります。
- 2と同様の操作を、以下(6)~(7)についても行ってください。
[参考]各項目で採取できる内容
- (5)System Power Unit Status Table
各電源ユニットごとに、現在のステータス(消費電力と電圧)を表示します。
- (6)Server Blade Power Consumption Table
各サーバブレードの最大DC消費電力を表示します。
- (7)Storage Blade Power Consumption Table
各ストレージブレードの最大DC消費電力を表示します。
- 採取できたログファイルを「資料・データの送信」よりハードウェア修理相談センターまで送信してください。
show tech-support の採取手順
(注意)
MMB のコンソールリダイレクションにて"show tech-support"や"supportshow"を実行した場合、MMB の接続タイムアウトが発生する可能性があります。ログ採取にはTelnet 接続での採取をお願いします。
- MMBへログインしたのち、「Console Menu」画面で「(3)Console Redirection」を選択する。
→「Console Redirection Table」が表示されます。
- 「(2) Console Redirect Switch Blade」を選択する。
→「Console Redirect Switch Blade」が表示されます。
- Log を採取する スイッチブレードのスロット番号を選択します。
- 次のメッセージが表示されたら、【Enter】キーを押します。
- Press <Ctrl+Q> Return Console Menu
- スイッチブレードのCLI(コンソール画面)を起動します。
型名により CLI で表示される内容が異なりますのでご注意ください。
- PG-SW102・PG-SW103
CLI が起動し、Console> が表示される。
(注)重要コマンドについては、ユーザーモードで使用できないため、特権モードへログイン(enable コマンド)
Console> ←【表示】ユーザプロンプト
Console> enable
Console# ←【表示】特権モードへ移行
- PG-SW104・PG-SW105
CLI が起動し、(Vty-0) # が表示される。
- PG-SW106
CLI が起動し、Switch> が表示される。
(注)重要コマンドについては、ユーザーモードで使用できないため、特権モードへログイン(enable コマンド)
Switch> ←【表示】ユーザープロンプト
Switch>enable
Password:*****
Switch# ←【表示】特権モードに移行
- PG-SW107
CLI が起動し、コンソールメニューでログイン画面が表示される。
Login:admin / Password:なし (初期設定)
- PG-SW114
CLI が起動し、 (Vty-0) # が表示される。
- 以下のコマンドを入力し、[Enter] キーを押してログが出力されることを確認します。
(注)PG-SW102・PG-SW103 は show tech-support がないため個別で以下のコマンドを実行してください。
- 「show interface counters」
- 「show system」
- 「show version」
- 「show running-config」
- 「show startup-config」
- 「show interface status」
- 「show bridge 1」
- 「show bridge group 1」
- 「show vlan」
- 「dir」
- 「show interface counters」
- 採取できたログファイルを「資料・データの送信」よりハードウェア修理相談センターまで送信してください。
(注)採取対象に複数のスイッチブレードがある場合はすべてのブレードに対しても採取をお願いします。
supportShow の採取手順
(注意)
MMB のコンソールリダイレクションにて"show tech-support"や"supportshow"を実行した場合、MMB の接続タイムアウトが発生する可能性があります。ログ採取にはTelnet 接続での採取をお願いします。
- MMBへログインしたのち、「Console Menu」画面で「(3)Console Redirection」を選択する。
→「Console Redirection Table」が表示されます。
- 「(2) Console Redirect Switch Blade」を選択する。
→「Console Redirect Switch Blade」が表示されます。
- Log を採取する FC スイッチブレードのスロット番号を選択します。
- 次のメッセージが表示されたら、【Enter】キーを押します。
- Press <Ctrl+Q> Return Console Menu
-
FC スイッチブレードのCLI(コンソール画面)を起動します。
login:admin
Password:password (工場出荷時)
ログイン後、********:admin> が表示されます。
- 以下のコマンドを実行し、ログを採取します。
(注)場合により、supportSave の採取が必要な場合があります。
supportSave 実行時、FTP サービスがインストールされている必要があります。
採取手順は「supportSaveの採取手順」をご覧ください。
- 採取できたログファイルを「資料・データの送信」よりハードウェア修理相談センターまで送信してください。
(注)採取対象に複数のスイッチブレードがある場合はすべてのブレードに対しても採取をお願いします。
更新日:2019年4月16日