Brocade VDX series(スイッチ)のログ
Brocade VDX series(スイッチ)のログ採取手順書を掲載しています。
copySupportコマンド
本コマンドでのログ採取にはFTPサーバが必要です。
環境がない場合は、個別採取コマンドを実行してください。
(注意)
VDX6740/VDX6740-T/VDX6740-T1G かつ、NOS版数が、
「v6.0.2h未満(v4.x、v5.x、v6.x系)」または「v7.2.0a1未満(v7.x系)」の場合、
装置動作に影響を及ぼす可能性があるため、copySupportコマンドを実行しないでください。
該当の場合はファームアップをご検討ください。ログ採取する場合はこちらの手順を実施してください。
- Telnetで対象のスイッチにログインします。
- copy support-interactiveコマンドの実行結果を採取してください。
(-interactiveオプションを付けて実行することで対話形式の採取となります)
VDX6730# copy support-interactive ←[入力]
<実行例>
- VDX6730_100# copy support-interactive
-
- Server Name or IP Address: 192.168.0.60 (*1)
- Protocol (ftp, scp): ftp
- User: ftpuser
- Password: ftppassword
- Directory: work/
- VCS support [y/n]? (y): y
- Enter 'all' for all nodes or specify the rbridgeId(s) of the node(s)[Default: Local Node]: 1 (*2)
- Module timeout multiplier[Range:1 to 5.Default:1]:
- Enter VRF name [mgmt-vrf]: (*3)
- copy support start (*4)
-
- ...<<出力省略>>
-
- copy support completed
-
- VDX6730_100#
(*1)FTP サーバのIP アドレス/ FTP ユーザー名/ FTP パスワード/格納先フォルダは接続環境に応じて指定してください。
(*2)Management Cluster(Logical Chassis) mode の場合のみ表示されます。ログを採取する装置の「Rbridge Id」 を指定してください。「all」は指定しないでください。
(*3)(*4)適用されているファームウェア版数によっては表示されません。
- 採取できたログファイルを「資料・データの送信」よりハードウェア修理相談センターまで送信してください。
個別採取コマンド
(注意)
VDX6740/VDX6740-T/VDX6740-T1G かつ、NOS版数が、
「v6.0.2h未満(v4.x、v5.x、v6.x系)」または「v7.2.0a1未満(v7.x系)」の場合、
装置動作に影響を及ぼす可能性があるため、個別採取コマンドを実行しないでください。
該当の場合はファームアップをご検討ください。ログ採取する場合はこちらの手順を実施してください。
- Telnetで対象のスイッチにログインします。
- 下記の個別採取コマンド実行結果を採取してください。
- show version
- show clock
- show vcs detail
- show run
- show license
- show process cpu summary
- show process memory summary
- show environment sensor
- show interface
- show interface status
- show logging raslog
- show ip interface
- 採取できたログファイルを「資料・データの送信」よりハードウェア修理相談センターまで送信してください。
VDX6740/VDX6740-T/VDX6740-T1G かつ NOS版数がv6.0.2h未満またはv7.2.0a1未満の場合
VDX6740/VDX6740-T/VDX6740-T1G かつ、NOS版数が、
「v6.0.2h未満(v4.x、v5.x、v6.x系)」または「v7.2.0a1未満(v7.x系)」の場合、
ファームアップを実施してください。
- NOS v4.x系、v5.x系使用の場合、v6.0.2h、又はv7.2.0a1までアップグレードが必要です。
- NOS v6.x系使用の場合v6.0.2hの適用が必要です。
- NOS v7.x系使用の場合v7.2.0a1以降の適用が必要です。
- 該当の条件のままログを採取する場合、以下コマンドのみ実行してください。
- show vcs
- show version
- show process cpu
- show process memory
- show environment sensor
- show interface
- 採取できたログファイルを「資料・データの送信」よりハードウェア修理相談センターまで送信してください。
更新日:2020年3月6日