ACアダプタケーブルの正しい巻き取りによるトラブルの未然防止について
2009年9月24日
富士通株式会社
主にノートパソコン用のACアダプタとそのケーブルは、収納時や持ち運び方によって正しく給電されない、もしくは充電されないといったトラブルを引き起こすことがあります。下記に示す方法に則って取り扱うことで、そのようなトラブルを回避出来ます。
1.ACアダプタケーブルの取り扱い方法によるトラブル
ACアダプタを持ち運ぶ際に、ケーブルをアダプタ本体にきつく巻きつけるとケーブルの根元の部分に過度のストレスがかかり、ケーブル内部で断線や破損を起こす可能性があります。また、ケーブルを持ってコンセントから電源プラグを抜いた場合も同様のトラブルが発生する恐れがあります。

図1.ケーブルの収納方法によるトラブルの一例
2.ACアダプタケーブルを巻き取る際の注意
ACアダプタのケーブルは基本的にACアダプタ本体等に巻きつけないことが望ましいですが、やむを得ず、ケーブルをアダプタ本体に巻きつける際は、過度のストレスがかからないように、根元の部分をややゆるめに、余裕を持たせるよう心がけてください。

図2.推奨されるケーブルの収納方法
3.重大なトラブルを未然に防ぐために
ケーブルへの局部的な過度の屈曲や引っ張りによるストレスでケーブル内部の絶縁体の一部が破損したり、電線が断線したりします。この状態でそのまま使用し続けると、破損部から発熱し電源給電がストップし、正しくバッテリが充電されないばかりか、感電や火災を引き起こす危険性があります。
万一上記のような事象が見受けられた場合は、ただちに使用を中止し、下記弊社修理窓口へご連絡いただきますようお願いいたします。
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