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XLシリーズプリンタの適正用紙の使用による紙づまりトラブルの軽減について(お願い)


[ 2009年8月24日 公開 ]
富士通株式会社

XLシリーズプリンタは、機種によって印刷出来る用紙サイズと用紙の送り方向(給紙/排紙時の紙の向き)が異なります。プリンタの機種に合せた用紙の種類をご利用いただくことで、印刷時の紙づまりなどのトラブルを未然に防ぐことが出来ます。

1.A4用紙の送り方向と繊維の向き

XLシリーズプリンタは、A4機(A4サイズまで印刷可能)とA3機(A3サイズまで印刷可能)があります。A4用紙の送り方向は、A4機は「縦送り」ですが、A3機では印刷速度を上げるために「横送り」となっています。

A4用紙の送り方向の図

図1.A4用紙の送り方向

一方、用紙は繊維の向き(スキ目方向)が長辺に対して、水平に並んでいる縦目と、垂直に並んでいる横目の2種類があります。

繊維の向きの図

図2.繊維の向き

2.装置に適合した用紙の活用について

A4縦目用紙をA3機で使用すると、繊維の向きが用紙送り方向と垂直な方向となり、用紙送り方向のコシが弱いために、カールし易く、ドラムや定着器でうまく分離できずに紙づまりになったり、排出された用紙のカール量が大きくなったりします。したがって、用紙の送り方向と繊維のスキ目方向とを一致させることが、紙づまりなどのトラブル軽減になります。

用紙の送り方向と繊維の向きの関連の図

図3.用紙の送り方向と繊維の向きの関連

A3機で縦目用紙を使用した際の主なトラブル事例

  1. 開封直後の用紙では問題無いが、給紙カセットに残った用紙に翌日印刷を行うと紙づまりが発生。
  2. 印刷された用紙のカール量が大きくなり、場合によっては排紙スタッカ部(印刷した紙を一部ずつ積み重ねる機構)で円筒状に丸まる。
  3. 両面印刷の裏面印刷時に、用紙スキュー(斜行印刷)・用紙角折れ・紙づまり・ドラムや定着器への巻き付きが発生。
  4. 季節により紙づまりが多発(梅雨時などの高湿時に発生しやすい)。
  5. 用紙の銘柄変更後、または同じ銘柄でもロットが変わったことにより紙づまりなどが発生。
  6. 旧機種では使用できていたA4縦目用紙でもリプレース後の装置で紙詰まりなどが発生。(新機種では用紙の搬送速度が速くなったことで、トラブルに遭遇)

3.プリンタの種類に合った用紙の使用について

上記のようなトラブルの発生を未然に防ぐためには、用紙の送り方向と種類(縦目/横目)を合せると共に、用紙の表裏を正しくセットすることが肝要となってきます。A3機でA4サイズ用紙を使用する場合は横目用紙を、A4機で使用する場合は、縦目用紙をご利用いただくようお願いします。

表1.XLシリーズプリンタ一覧及び各装置の推奨紙
  A3機 A4機
カラー XL-C8360G XL-C7400G       XL-C2260
XL-C8360Gの画像 XL-C7400Gの画像       XL-C2260の画像
モノクロ XL-9500 XL-9440 XL-9380 XL-9311 XL-9281 XL-4280
XL-9500の画像 XL-9440の画像 XL-9380の画像 XL-9311の画像 XL-9281の画像 XL-4280の画像
用紙 オフィス用紙W A4(Y)
商品番号:0411612
オフィス用紙W A4
商品番号:0411610
オフィス用紙W A3
商品番号:0411650
-

※ラインナップは2009年8月6日現在のものです。

推奨されているサプライ用紙では、縦目用紙と横目用紙をご用意しています。品名のサイズの後に(Y)と記されている用紙は横目用紙、何も記されていない用紙は縦目用紙となります。弊社プリンタのご使用時には、弊社純正品の用紙をご指定ください。

4.推奨紙のご購入について

推奨紙のご購入方法につきまして、プリンタをご購入された販売店または弊社担当営業までお問合せいただきたく、お願いいたします。また、推奨紙についてのお問い合わせは下記「富士通コワーコ」までお問合せいただきたく、重ねてお願い申し上げます。

お問い合わせ先

富士通コワーコ株式会社(http://jp.fujitsu.com/group/coworco/

お客様総合センター(通話料無料)

電話 電話:0120-505-279(コワーコツナグ)

メール E-mail:coworco-qa1@cs.jp.fujitsu.com

受付時間:月曜日~金曜日 9時〜17時30分(土・日・祝日・年末年始を除く)