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マウスご使用時の留意点について


[ 2009年5月26日 公開 ]
富士通株式会社

弊社パソコンに添付されているマウスは、大きく分けてボール式・光学式に分けられますが、ご使用中に動きが遅くなった、反応が鈍い等の症状を引き起こすことがあります。これらは、お使いのマウスの種類によって対処方法が変わってきますが、以下の方法を試すことで問題を解消できる場合があります。

ボール式マウスの清掃方法

ボール式マウスは、接地面で内蔵のボールを回転させ、その回転を検知して、マウスポインタに動きを反映します。そのため、内蔵のボールがなめらかに動く、平らな場所でご使用ください。また、長期間マウスを使用していると、マウスを持っている手の汗やハンドクリーム等の油成分はマウス本体だけでなく、机やマウスパッドにも同時に付着します。この油成分が埃と一緒にボールに付着し、最終的にマウス内部のローラー(ボールの動きを検出・支える)部分に蓄積し、こびりつく状態となります。このため、左右(X軸方向)または上下(Y軸方向)の動きが遅くなった、反応が鈍い、引っ掛かり感がある、マウスポインタが変な位置に移動したりする、移動時にゴロゴロ音など異常音が発生、ボールとローラーの接触音が大きくなったりする症状を引き起こします。これらの症状を解決するためには下記のような手順でマウスの清掃をお願いします。

ボール式マウスの清掃方法

マウスの裏ブタを取り外します

マウスの裏面のイメージ

マウスの裏ブタを取り外しているイメージ

図1.マウスの裏ブタを取り除いたところ



ボールを取り除いて水洗いします

ボールを水洗いした後は、十分に乾燥させてください。

マウスの裏ブタとボールを取り除いているイメージ

ボールを取り除いたイメージ

図2.ボールを取り除いたところ



マウスの内部をクリーニングします

マウスの内部と裏ブタを、水に浸して固く絞った布でよく拭きます。ローラーは、綿棒で拭きます。

マウス内部のローラーを説明しているイラスト

マウスのローラーを綿棒で清掃しているイメージ

図3.ローラー部分を綿棒などで清掃

光学式マウスをご使用の場合

光学式マウスの裏面のイラスト 光学式マウスは、裏面の中央に、光学式読み取りセンサーがついています。マウスを机の上などですべらせると、マウスの裏面から出された赤い光の陰影が読み取りセンサーに検知され、画面上のマウスポインタの動きに反映される仕組みです。そのため、マウスパッドを使用する必要はなく、机や紙の上などで使用することができます。ただし、マウス本体は机などと接触しているため、傷のつきやすいものの上では、マウスパッドなどをご利用ください。

上記にもあるように、光学式マウスは、光の反射によってマウスの移動を判定していますので、反射率の極端に違う暗い色、明るい色が混在する場所で動かすと、マウスの移動を正確に判定できず、誤動作が起きてしまいます。木目のような模様のある机や、白地に黒いイラストのように明暗の差が激しい絵柄のマウスパッドの上では、光学マウスを正確に使えません。このようなときは、無地や、パステルカラーなど明るさに差の少ない絵柄のマウスパッドを使うことで、マウスの動きを安定させることができます。また、ガラスなど光を通してしまう面や、強い光沢があって光を反射してしまう面の上でも、光学マウスは誤動作を起してしまいます。これらの素材も避けるようお願いします。

また、富士通AzbyClubでは、LEDを使った光学式マウスよりも精度が高く、ピカピカのテーブルの上でも正しくマウスの動きを読み取れるレーザー式マウスもご用意しています。この機会にぜひご利用ください。

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