コンソールログとして、/vol/vol0/etc 配下の各種ログファイルを採取する方法
messages, ems, auditlogの採取
コンソール（ssh/telnet）接続後、下記コマンドを実行し、コマンド結果を採取してください。
備考1) HA構成の場合、両コントローラに対してそれぞれ接続し、コマンド結果を採取します 。
備考2) takeoverが発生している場合は、正常側のコントローラにのみ接続し、コマンド結果を採取します。
正常側のプロンプトには、" (takeover) " という文字が表示します。
- 1-1. rdfile /etc/[ファイル名]コマンドを実行し、messages ログ（2世代分）をコンソール上へ表示させます。
Storage_0> rdfile /etc/messages ←[入力]
Storage_0> rdfile /etc/messages.0 ←[入力] - 1-2. takeover中、正常側コントローラより障害側コントローラのmessages ログ（2世代分）をコンソール上へ表示させます。
備考3）takeoverが発生している場合のみ、本項（1-2）の作業を実施します。
Storage_0(takeover)> partner←[入力]
Storage_1/Storage_0> rdfile /etc/messages ←[入力]
Storage_1/Storage_0> rdfile /etc/messages.0 ←[入力]
Storage_1/Storage_0> partner ←[入力]
Storage_0(takeover)> - 2-1. rdfile /etc/log/[ファイル名]コマンドを実行し、ems ログ（2世代分）をコンソール上へ表示させます。
- ONTAP8.1未満の場合
Storage_0> rdfile /etc/log/ems ←[入力]
Storage_0> rdfile /etc/log/ems.0 ←[入力] - ONTAP8.1以上の場合
Storage_0> rdfile /etc/log/ems ←[入力]
- ONTAP8.1未満の場合
- 2-2. takeover中、正常側コントローラより障害側コントローラのems ログ（2世代分）をコンソール上へ表示させます。
備考4）takeoverが発生している場合のみ、本項（2-2）の作業を実施します。- ONTAP8.1未満の場合
Storage_0(takeover)> partner←[入力]
Storage_1/Storage_0> rdfile /etc/log/ems ←[入力]
Storage_1/Storage_0> rdfile /etc/log/ems.0 ←[入力]
Storage_1/Storage_0> partner ←[入力]
Storage_0(takeover)> - ONTAP8.1以上の場合
Storage_0(takeover)> partner←[入力]
Storage_1/Storage_0> rdfile /etc/log/ems ←[入力]
Storage_1/Storage_0> partner ←[入力]
Storage_0(takeover)>
- ONTAP8.1未満の場合
- 3-1. rdfile /etc/log/[ファイル名]コマンドを実行し、auditlog ログ（2世代分）をコンソール上へ表示させます。
Storage_0> rdfile /etc/log/auditlog ←[入力]
Storage_0> rdfile /etc/log/auditlog.0 ←[入力] - 3-2. takeover中、正常側コントローラより障害側コントローラのauditlog ログ（2世代分）をコンソール上へ表示させます。
備考5）takeoverが発生している場合のみ、本項（3-2）の作業を実施します。
Storage_0(takeover)> partner←[入力]
Storage_1/Storage_0> rdfile /etc/log/auditlog ←[入力]
Storage_1/Storage_0> rdfile /etc/log/auditlog.0 ←[入力]
Storage_1/Storage_0> partner ←[入力]
Storage_0(takeover)> - 4. ONTAPコンソールより、ログアウトします。
Storage_0> ・・・CTRL+Dを押す（ログアウトする） ←[入力]
更新日:2017年11月21日
