ログ採取時の注意事項
はじめに
supportShowのほかにsupportSaveの採取が必要な場合があります。
また、supportsave実行時はログファイルをFCスイッチブレードからFTPでアップロードするため、FTPサーバが必要となります。
FTPサーバ機能がインストールされた端末をご用意ください。
PRIMERGY FCスイッチブレード(16Gbps 18/8)でsupportSaveを実行する場合
以下を共に満たす環境でsupportsaveを実行すると、まれにFCスイッチブレードがパニックリブートする場合があります。
- ファームウェア版数がv7.3.1b以下である
- supportsave実行時の収集対象にasic_dbが含まれている(supportShowCfgShow実行時の結果でasic_dbの値がEnabledになっている)
対象型名
PY-FCB104 / PYBFCB1041 / PYBFCB1042
PY-FCB105 / PYBFCB1051 / PYBFCB1052
PY-FCB106 / PYBFCB1061 / PYBFCB1062
該当する場合はsupportsave実行前に以下の手順を行ってください。
- 「supportShowCfgShow」コマンドで「asic_db」の値を確認する。
(注) 「enabled」であれば以下を実施する。 - 「supportShowCfgDisable asic_db」
- 「supportShowCfgShow」コマンドで「asic_db」の値が「disabled」に変更されていることを確認する。
この設定はsupportsaveで収集する対象を変更するものであり、FCスイッチブレードの動作に影響を与えるものではありません。
そのため、Disabledのまま運用しても問題はございませんが、ログ収集後に元に戻す場合は上記手順で 2.を「supportShowCfgEnable asic_db」に読み替えて実行してください。
ファームウェア版数がV6.3.1a 以前の場合
ファームウェア版数がV6.3.1a 以前の場合は、supportshow が利用できないため代替コマンドで採取をお願いします。
- 「version」
- 「uptime」
- 「tempShow」
- 「psShow」
- 「licenseShow」
- 「diagShow」
- 「errDump」
- 「switchShow」
- 「configShow」
- 「portFlagsShow」
- 「portErrShow」
- 「portShow」
- 「portRegShow」
- 「portRouteShow」
- 「fabricShow」
- 「trunkShow」
- 「topologyShow」
- 「nsShow」
- 「nsAllShow」
- 「cfgShow」
- 「portLogDump」
更新日:2017年10月27日